コレは大阪・心斎橋そごうに行ったとき
なんだか飾ってあったウェディングドレス。青いので撮りました。
いま、こんなイメージの曲を作っておりまして。(というかアレンジですが)
自分のウェディングなんて果たして訪れるのだろうかというあたしが
ウェディングっぽい曲を作るってどーよ。
まぁ今んとこ、焦って結婚相手を探すよりも曲作るほうが幸せなので
フツウに楽しいですけどね。
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こないだセミナーで使う用に作った曲が
まさにCubase内蔵のソフトシンセやエフェクターだけで作ってるのもあって
接客に使ってください、と販売応援に入ってるお店のPCに入れておいたら、
どのお店もデモ曲として流してくださったりしているらしく。
あたしなんかのへっぽこボーカルが東京のデジタル主要店で流れているという
なんだか申し訳無い状況ではございますが、
単純に非常に嬉しい。
時間あるときにもーちょっとちゃんとミックスしときます人(・ω・;)
そもそも今回、ワンコーラスとはいえ曲を完成させたのは
非常に久しぶりなのでございます。
持病ひどいせいであまり集中できなかったって理由もありますが、
それ以前に、「さあ自分の曲を作ろう」となると
表現したいことがあってそれを表現する方法も知っているけど
それらをどう表現すればいいのかを見失っていた気がする。
曲を作り始めても、8小節くらいで「こんなんじゃあかん」と思い
作るのをやめてしまう、というサイクルを繰り返していた気がする。
そこへ、今回与えられた課題。
「セミナー用の曲を作る」
そこにはもんのすごい制限がありました。
Cubase内蔵のソフトシンセやエフェクターのみを使って、
KXのアルペジエイターを使って、
そして曲を作っていく過程を実演しやすい構成にして、
客層に合わせた曲調にして...などなど。
でも、そんな制限の中で
最大限に自分のオリジナリティを出す作業が非常におもしろく、
制限があるからこそ「これで完成!」という
ゴール地点の旗を自分で立てることができたんやと思います。
今までコレができてなかった気がする。
思い起こせば、DTMの勉強してる間はたくさん曲作ってたけど
それは与えられた「課題」というゴール地点を設けられていて、
そこへどう辿り着くか...というところで自分のアピールポイントや
オリジナリティを出していた気がする。
それをホメられるのが最大の喜びでした。
今回は、与えられた課題(仕事ですが)に対して自分でも制限を設定し
その中で「オリジナル」を表現したのですが
制限があるからこそできたことだと思う。ほんまに。
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最近、「ジャンルにとらわれないオリジナルな曲が特徴」
とうたわれているアーティストが多い気がしますが
(というかマスコミがそううたいたがってるだけなのかも)
そううたわれているアーティストやバンドのアルバムにも
やはり制限がある。
「ジャンルにとらわれない自分(たち)というジャンル」
にのっとった曲が並んでいる。
もちろんオリジナルなジャンルを築きあげるのはスバラシイことですが
それがエライってわけでもなく、
あるジャンルの中で自分らしい表現ができるというのもスゴイし難しい。
それはジャンルに囚われているわけではなく、
ジャンルという制限を利用しているんだと思う。
そんなアーティスト(バンド)のアルバムには
あるジャンルに沿った曲が並んでいるんですが、
その中で自分のオリジナルを表現している。
そうなると、もはやそのアルバムは
そのアーティスト(バンド)独自のジャンルに分類される。
ようはやり方が違うだけで、
みんな「ある制限」の中でオリジナルを表現している。
それにようやく気付いた気がします。
...と、考えだすとキリが無いのでこのへんでやめときますがΣ(゚Д゚ノ)ノ
努力を積み重ねたり苦しみを乗り越えたりしてると
自分の成長と共に、日々新たな発見があっておもしろいです。
今回わかったのは、オリジナルを表現するにあたり
制限に囚われるのではなく、制限を利用する。
リミットがあるからこそ、それまでにどう生きていくか。
音楽って人生みたいだからやめられないのかも。